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黒猫雌のTNR

依頼者様のもとに4月下旬、お腹の大きな黒猫が現れる。その後姿を消したものの、再び子猫をくわえて現れる。子猫は亡くなっており、何処かで出産を終えたようだが、帰る気配がなく、ほかに子猫がいたとしても全滅したと考えられる。この黒猫雌に避妊手術をし、リリースをしたいという依頼がしっぽゆらゆら杜猫会に寄せられました。

 

杜猫会メンバーの一人が捕獲を行い、搬送予定病院近くの他メンバーが一泊預かり。捕獲翌日に病院搬送し、避妊手術と、ワクチン接種・各種健康チェックを行いました。

 

手術後は依頼者様自ら病院にお迎え、お迎え後にリリースを実行してくださいました。

 

ヨダレが垂れ、皮膚にも痒みが出ている状態で感染症なども心配されましたが、ヨダレと痒みの原因は毛玉とダニであることが判明しました。リリースされる猫というものの、依頼者様がワクチン接種・各種健康診断まで実施してくださり、安心な状態でリリースすることができました。とても穏やかな子でしたので、地域猫として幸せに生きてくれることを願います。